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祭り~神輿

潮崎神社の祭りは
本来
1年に1度
松永の町を
神輿に神様が乗って見るためにあるものです

山車はその付き添いみたいなもんらしいです

松永には2台の本神輿があります
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東の御神輿と西の御神輿です

御神輿の屋根の中心には煌びやかな鳳凰が居ます
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土曜の夜
だんだんと辺りが暗くなり始めたころ
神社には再び7台の山車が集結します

全ての山車が神社にそろったとき
いよいよ御神輿への御霊入れ(みたまいれ)です

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神社の明かりが全て消され
周りの人々からどよめきが起こります

「オーーーーーーーーーーーーーーーー…」

と長く続く神主様の声と共に
神社に祭られている神様が
御神輿へと乗り込んで行く儀式です

御霊入れが終わると西の御神輿が先に出発
境内で御神輿をまわして鳥居をくぐって
さあ松永町内へ

オレ様は東地区なので西の説明は良くわかりません(笑

さて、待ってましたよ東の御神輿
いつ見てもカッコイイ

威勢良く御神輿が境内を駆け回り
鳥居をくぐります

「ボツボツヨイ、ヨイヨイヨイ」

御神輿についている東の若い衆全員の声が
地響きのように聞こえる瞬間です

鳥居をくぐると観衆から拍手が沸き起こり
潮崎神社から本庄神社に向かって歩き出します

土曜日は本庄神社ある
竹で四方を囲み
御幣をつけてある聖域に御神輿を入れたところで
神様にお休みしていただきます

日曜日になると
本庄神社から御神輿を下ろし
東地区を練り歩きます

上之町~栄町~…~濱見町~下之町~濱見町~栄町~上之町

4つの街を練り歩き
辺りが暗くなるころに
一旦本庄神社に戻ります

本庄神社についた御神輿は
上之町の若い衆を中心に境内で駆け回り
三度神社の階段を下りて来ます

ここから祭りのメイン通り
旧県道を南下
いよいよ下之町との最後の受け渡しが近づいてきます

受け渡しの場所は町の境目となる
九十九(つくも)






日本酒の酔いは醒め






二日間の足の痛みもなくなり







手に汗をかきはじめる






言葉にならない



説明の出来ない



1年に1度のアドレナリン全快の瞬間です



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下之町の町すじは
潮崎神社に着くまで
いわゆる”境内でまわす”やり方で
神社に走って行きます

俺自身、下之町の御神輿のカキテ
すなわち下之町の男衆が

松永で一番だと実感できる時です

下之町の皆様に見守られながら
潮崎神社に向かって進んでいく御神輿

マジで
言葉ではなんと言ったらいいのか…

潮崎神社に到着するともう一度鳥居をくぐるため
全員
御神輿に肩を入れてかつぎます
そして鳥居をくぐり神社へ御神輿が帰ってくると
また大歓声が起こります

一旦御神輿に休憩してもらうため
床机(ショウギ)に据えられます

このとき街を練り歩いてきた御神輿に感謝の気持ちと
汗で滑りやすくなっているため
綺麗なタオルで御神輿を拭きます

さて、10分くらいでしょうか?

今年最後の”御神輿をまわす”時間がやってきます
最初に下之町青年会のメンバーでまわし
それから多くの松永の若い衆が
御神輿に感謝と別れを告げるため
威勢良く
豪快に
御神輿を楽しみます

いくらかの時が過ぎ
御神輿を神社の中に入れるため
入り口付近に差し掛かった時

「まだじゃ!」
「神社に入れるな!」

と何人も、何十人もの人間が入り乱れ
御神輿の回りでは押し合いの殴り合いが始まります

ちなみに
俺は御神輿を神社に入れる側なので
御神輿を引っ張る人(先輩とかいました)を
殴ってました…スンマセン

幾時か過ぎ
無事御神輿が神社に入ったとき
引っ張る者も
入れようとする者も

御神輿に感謝するため
屋根を叩いて
”アリガトウ”と叫び
笑顔で社から出て行きました


この後神社の全ての明かりが消され
神様は御神輿から神社へと帰ってゆかれました




PS.御神輿についてはあんまり上手に文章かけません…

   ちょいと感情が出すぎ…

   弱いぜ…オレ様…しょうがない…

   だってこれのために

   1年間待ってるんだから…

  by matsuricraze | 2006-10-24 20:32 | 激愛松永(祭+祭人)

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